LIFE IS STRANGE

人生も為替も山あり谷あり

使い方を教えない親たち

 

漫画、ゲーム、スマホ等は、親が子供に読ませたくない、使わせたくないものの代表格でしょう。

 

お前は漫画ばかり読んでないで、本でも読みなさいとか、ゲームばかりしてないで勉強しなさいとか、こういうこと言われたことがある人は多いはず。

 

中にはこれらは子供にとって害悪だ!なんて極端は親たちもいますよね。

こういう親たちはとにかく全否定しかしません。

一番の解決策は「与えない」「使わせない」ことだと多くの親が思っていることだと思うのだけれど、与え方や使い方を教える親はまずいません。

 

ほとんどの子供たちがはまってしまうこれらは本当に子供たちにとって害悪なのか、と言われたら全くそんなことはないですよね。

 

子供の頃に漫画やゲーム等から人生に影響を与えられたという今の大人たちもいるでしょう。例えば、世界的に有名なサッカー選手が子供の頃に読んだキャプテン翼にとても影響を受けてサッカーを始めたという話があります。ゲームが大好きだったから自分でゲームを作りたいと思い、大人になってものすごいヒット作を作ったり、ゲーム付きがYouTuberとなり月何百万ものお金を稼いでいたりします。スマホだって扱えるということはIT後進国である日本にとっては、幼い頃からIT機器に触れている子供たちが増えるということは、大人になるころには今よりはまだマシになるでしょう。

 

親が思っているような悪影響ももちろんあるでしょうが、良い影響も与えることができるのは事実です。

 

モノが溢れる時代にモノを与えない、奪う教育をしても、子供たちは反発するだけ。今の親世代は今ほどはモノがなかった世代です。だから、モノが溢れる時代の教育法がわからない親も多いでしょう。

 

だから、今は今の教育方法が必要です。

 

まずは子供の興味のあることに対して、興味を持ってあげることが大切。子供はいくつになっても親に自分のやってることに興味を持ってほしいものです。認めてあげて興味を示すこと、否定ばかりされて親の言うことに従いたいと思う子供がいるのだろうか。

 

そして、与え方と使い方を教えてあげる。一緒にゲームをやるし、ゲームの話もする時間をとるけれど、その分、勉強をするようにしてほしいだとか、興味関心を持ち、認めることをして、親の要求を伝える。

 

まぁ、勉強やれ、読書しろ、という親が勉強も読書もしない姿を見せている、というのも大きな問題だと思うのです。