LIFE IS STRANGE

人生も為替も山あり谷あり

それでも経済大国の日本がオリンピックでケチるということ

 

 

海外で働くということは何かとバタバタしてしまうものですね。

ようやく考えたことを書く時間ができました。

自分の薄い考えをアウトプットする時間が。

 

 

 

        

 

 

 

2020年に東京でオリンピックがありますね。

 

 

当初、予定していた新国立競技場を見た時、近未来的で斬新でかなり驚いたものです。これが現実になればさすが日本という感じでしたね。ザ・日本という感じはないものの、ちっさい島国なのにさすが経済大国日本だわ、と世界は驚いたことでしょうね。

 

 

 

しかし、予算的に無理だということで、もめにもめて結果、和を感じる?作りにはなったものの、経済大国の日本というより、なんだか慎ましい謙虚な日本的な、控えめの日本という感じの競技場になってしまいましたね。

 

 

 

最初の案は、誰が見てもすごい、というのは感じられました。先にそんなデザインを見せられた後に、予算をある程度抑えた範囲での現行の案は、なんだか落胆してしまった感があります。

 

 

 

 

確かに、何千億円もかかる、というか兆もいってしまいそうだったのかな、だからそれはいくら何でも予算をかけ過ぎだという意見が圧倒的だったのでしょう。

 

 

 

そんなにオリンピックにお金かける余裕があるなら、もっとお金をかける必要があるところが山ほどあるだろう、というのが国民の意見だったわけですね。日本国民がみんなオリンピックに興味があるわけではないですし。多くの人はテレビ越しに観戦するといったものです。

 

 

 

外国人が多く日本に来てくれるし、雇用も生まれるしで、経済効果は大きいですが、何もそこまでして他国に対し見栄を張らなくとも良いだろうと、コンパクトにまとめて既存のものをうまく利用し、あまり予算をかけないで行う方法で成功させるのも日本のやり方だというのが今回のテーマだったりもします。

 

 

 

 

でも、本当にそれで良いの?て思っちゃいます。

日本はたくさん国内に問題を抱えてるから、そのためにお金使いましょう、日本国民に使うお金優先しましょう、だからオリンピックは節約しましょう、て考えは、うーむ、と疑問に思ってしまいます。

 

 

 

オリンピックて日本人だけのものですか。いやいや、世界で最も有名なスポーツの大会なわけです。世界のたくさんの国々の人々が、自分のスポーツ人生の全てをかけて臨む大会です。しかも毎年あるわけでもなく、4年に一度。自国がオリンピック会場に選ばれたいと望んでる国はたっくさんあるわけです。日本は以前に会場となってはいますが、まだ一度も開催国となってない国はたくさんあるんです。

 

 

 

その中で選ばれたのが日本です。日本国民だけが参加するものではなく、日本国民のためだけのもの全くありません。

 

 

 

それに、日本は経済が低迷していて、オリンピックが開催されるというのは本当にありがたいことなのです。多くの外国人が訪れ、その時日本に持つ印象が今後の訪日外国人の数にも影響を与えます。

 

 

 

やっぱり日本はまだまだ経済大国だ。3位になっても、世界で3位だと。この小さな島国が。

 

 

 

それを誇示できるのが、オリンピックの象徴とも言える競技場です。そこにその国の威信だとか、経済力だとかが詰まってると思うのです。そして、そこで人生をかけた大勝負をする全世界の選手たちを迎えるのです。

 

 

 

当初の予算から大分節約できても、それが他の事業に使われるわけではないのですよ。税金が多く使われるわけですが、その分今後の経済効果や外資獲得に繋がるのです。

 

 

 

金を使い過ぎても、ケチってもウダウダ言われるなら、

私個人としては、やっぱりまだまだ日本は経済大国だと世界に知らしめたいという気持ちがありますね。